冷凍できる野菜リストとカット野菜冷凍後の保存期間!生のまま冷凍できる野菜は?


野菜はすぐに痛むし、調理が面倒…。
そんなズボラな私でもできたのが、野菜の冷凍保存!
野菜の冷凍保存は、栄養価やおいしさを保つのが難しいと思われがちですが、ポイントを押さえれば、誰でも簡単にできます。
- きのこ類
- ほうれん草
- 小松菜
- キャベツ
- レタス
- ブロッコリー など
野菜の冷凍保存で大切なポイントは、「①冷凍保存に向いている野菜を使う」「②水分をしっかりふき取る」「③なるべく早く凍らせる」「④冷凍のまま使用する」ことです。
この記事では、冷凍保存に向いている野菜と向いていない野菜のリストや、野菜ごとの冷凍方法、保存期間、簡単レシピなどを紹介します。
野菜を冷凍保存することで、食品ロスが減るだけでなく、健康増進や時短、節約などを叶えることができます。
この記事を最後まで読み、時短を味方につけた、健康的な食生活をはじめましょう♪
目次
冷凍できる野菜リスト

野菜には、様々な種類があり、冷凍保存に向いている野菜と向いていない野菜がありますので、まずは、その見分け方を説明します。
野菜に含まれる「水分の多さ」&「繊維の多さ」
野菜を冷凍すると、生の状態に比べて、水分が抜け、繊維質が目立った状態になりやすいため、冷凍保存に向いていない野菜を冷凍した場合に、味が落ちたように感じてしまうのです。
冷凍保存に向いている野菜
冷凍保存に向いている野菜のリストは、次のとおりです。はじめて野菜の冷凍保存にチャレンジする方は、葉野菜からスタートするのがおすすめ。
きのこ類→栄養価アップの効果が期待できる!
葉野菜→水分や繊維が少ないため、冷凍しても、おいしさを保ちやすい!
- きのこ類
- ほうれん草
- 小松菜
- キャベツ
- レタス
- ブロッコリー など
冷凍保存に向いていない野菜
逆に、冷凍保存に向いていない野菜って、どんな野菜たちなのでしょうか?こちらでリストを紹介しますので、参考にしてください。
生の状態で、水分または繊維が多い根菜類などの野菜→解凍後に、味が悪くなるリスクあり!
- トマト
- 玉ねぎ
- にんじん
- さつまいも
- 大根
- ごぼう
- いんげん
- オクラ
- ゴーヤ
- カボチャ
- もやし など
ただし、これらの野菜であっても、工夫する方法を知れば、おいしさを逃さず、冷凍することが可能です。
例えば、いんげんやオクラなどは「ブランチング」と言って、下ゆでをすることにより、酵素の働きを抑制することができるので、その後冷凍保存が可能になります。
また、さつまいもは、丸ごと冷凍すると、筋っぽくなってしまいます。
冷凍に向いているのは、加熱して皮をむいた後にすり潰した状態や、焼き芋にして、一度水分が抜けた状態です。
生のまま冷凍できる野菜は何か?野菜ごとの冷凍方法など

ここでは、野菜を「葉野菜」「根菜」「水気の多い野菜」の3種類に分け、それぞれの野菜の特徴にあわせた、冷凍方法を解説していきます。
葉野菜の冷凍手順
葉野菜とは、キャベツ、ほうれん草、レタス、ブロッコリーなど、葉の部分を食べる野菜のことを指します。
葉野菜は、最も冷凍保存向きです。はじめての方は、葉野菜からチャレンジしてみましょう。葉野菜の冷凍手順を紹介します。
- ブロッコリー:房と茎を分けて切る
- ほうれん草や小松菜などの葉野菜:一口大程度に切っておくと、解凍後に使いやすい
- 水洗いが終わったら野菜用の水切り器やキッチンペーパーを使用して丁寧に水を切る
- ほうれん草や小松菜など、お浸し等に使用したい食材:ここで下ゆでしておくと便利
- 水気がよく切れた野菜をジップロックに小分けする
- 1回の調理で使い切れる量に分けラップで包み、その後ジップロックに入れる
- 下ゆでした野菜:しっかりとあら熱を取り、素手で触れるようになってから小分けにする
冷凍したままスープに入れたり、炒めたりと、普通の野菜と同様の調理が可能です。
冷凍をすると、野菜から多少の水分は抜けてしまいますが、解凍後は水分が入りやすくなっているので、味が染みたお浸しを簡単に作ることができますよ!
根菜の冷凍手順
根菜とは、にんじん、大根、ごぼうなど、根の部分を食べる野菜を指します。
根菜は、繊維が多いため、繊維が気にならないように工夫をすれば、冷凍しても味が落ちにくくなります。それでは、根菜の冷凍手順を紹介します。
- よく水洗いをする
- ごぼう:ささがき切り
- 大根:すりおろす
- にんじん:細かい細切りなど、できるだけ細かくカットする
- すりおろした大根:よく絞る
- 大根以外の食材:キッチンペーパーなどでよく水気を取る
- ごぼう:下ゆでしておくと、変色を防げる
- あら熱や水分がよく取れたら、1回の調理で使用できる量に小分けしサランラップで包みジップロックに入れる
根菜も、冷凍したまま調理可能です。大根おろしは解凍したものをそのまま使うよりも、みぞれ煮などに使用するのがおすすめです。
水気の多い野菜の冷凍手順
水気の多い野菜とは、トマトやたまねぎなど、水分を多く含んだ野菜のことです。
冷凍保存において、水気は大敵ですが、少し工夫することで、問題なく冷凍保存が可能になります。
ここでは、トマトとたまねぎ、それぞれの冷凍手順を、詳しく解説します。
トマトの冷凍手順
- 丸のままよく洗う
- できる限り水気を切る、1つずつラップで包む
- 1つずつ小分けにしたものをさらにジップロックなどに入れる
丸のまま冷凍したトマトに関しては、解凍すると皮が剝きやすくなります。そのためトマトペーストなどを作る時に使用するのがおすすめ。
小分けにしたトマトも冷凍保存はできますが、丸のまま冷凍する方が、野菜の水分が出にくいのでおすすめですよ。
たまねぎの冷凍手順
- 薄切りまたはみじん切りにして、よく洗う
- できるだけ水気を切る
- 1つずつ小分けにしたものをサランラップで包み、その後ジップロックなどに入れる
みじん切りにしたたまねぎは、解凍後、餃子やハンバーグ作りなどに使用できるので便利です。
また、薄切りのたまねぎは、凍ったままスープや炒め物に使用できます。
たまねぎは、和洋中問わず、幅広い料理に使えて便利な野菜なので、冷凍しておいて損はありません!

パエリアを作る時にも使いましたよ♪
解凍方法は、凍ったたまねぎを冷蔵庫で、一晩ほど放置しておくだけです。
カット野菜を冷凍したら保存期間は?


カット野菜を冷凍したら、いつまでに使えば良いの?
このように、保存期間が分からないという方も多いのではないでしょうか?私は、1年以上前のものが冷凍庫から出てきたことも…(汗)
「カット野菜を冷凍したら保存期間は何日以内!」という明確な決まりがあるわけではないのですが、夏場であれば1週間以内、冬場は3週間以内で食べ切ると良いでしょう。
農林水産省のサイトでは、以下のように書かれています。
野菜の冷凍保存期間は3週間が目安です。
引用 農林水産省 簡単な「冷凍ワザ」で、野菜を新鮮に!おいしく!

思っていたよりも、短いね!
家庭で作った冷凍野菜は、市販のものより使用期限が短く設定されていることが多いです。
その理由はいくつかありますが、大きな理由の1つは、家庭用の冷凍庫は、開け閉めの回数が多く、温まりやすいこと。
そのため、野菜を冷凍するスピードも、商業用の冷凍設備に比べると遅くなってしまいますよね。
すると、野菜の傷むスピードも早くなるため、使用期限も短く設定されることが多いというわけです。
野菜を冷凍保存するなら栄養価やおいしさを保つ工夫を!


野菜の冷凍保存は、ハードルが高い…!

栄養価は落ちないの?
私も以前は、漠然と「めんどくさそう」や「栄養価が落ちるのでは?」と考えており、なかなか手を出せずにいました…。
しかし、いくつかのポイントを押さえてやってみると、簡単にできて便利なので、今では常に冷凍庫にストックしています♪
野菜を上手に冷凍すれば、冷蔵保存の時よりも、栄養価を維持することができますよ。
野菜の冷凍保存で大切なポイントは、「①冷凍保存に向いている野菜を使う」「②水分をしっかりふき取る」「③なるべく早く凍らせる」「④冷凍のまま使用する」。
今日からすぐに使える知識になりますので、それぞれ詳しく説明していきますね。
野菜の冷凍保存のポイント①|冷凍保存に向いている野菜を使う
先ほど紹介したような、冷凍保存に向いている野菜を使うことで、初心者でも失敗しにくいです。
- きのこ類
- ほうれん草
- 小松菜
- キャベツ
- レタス
- ブロッコリー など
野菜の冷凍保存のポイント②|水分をしっかりふき取る
野菜の栄養素が逃げてしまう1番の原因は、水分が逃げることだと言われています。野菜に多く含まれる栄養素であるビタミンなどは水溶性栄養素と呼ばれます。
水溶性栄養素とはその名の通り、水に溶けやすい栄養素のことで、野菜から出る水に溶けて流れ出てしまいます。
野菜を冷凍する際、まずは水でよく洗いますが、その後はしっかりと水気をふき取るようにしましょう。
野菜の周りに水分がついていると、野菜よりも先に周りの水分が凍るため、野菜の凍るスピードが遅くなってしまうからです。
野菜の冷凍保存のポイント③|なるべく早く凍らせる
野菜のみならず、冷凍保存をする際に、大切なポイントが「なるべく早く凍らせること」。
特に、野菜の場合は、凍らせるスピードが落ちると、解凍後の味や保存期間に影響が出やすいと言われています。
- 下ゆで後はあら熱をしっかり取る
- なるべく平らにする
- アルミバットの上に置く
これらの冷凍テクニックを覚えれば、野菜以外の食べ物も早く、そしておいしく冷凍できるようになりますよ!
冷凍テクニック①|下ゆで後はあら熱をしっかり取る
ほうれん草やブロッコリーなどは、下ゆでしてから冷凍しておくと、解凍後もすぐに使えるので、便利。
しかし、下ゆでをして、しっかり冷まさず冷凍庫に入れてしまうと、野菜自体の冷凍速度が落ちてしまいます。
また、冷凍庫内の温度が上がってしまうため、他の食品にも影響が出てしまう可能性があります。
下ゆで後は、手で触れるくらいまで、しっかり冷ましてから、冷凍庫に入れるようにしましょう。
冷凍テクニック②|なるべく平らにする
氷を手に持った状態を想像してみてください。氷に触れている所から徐々に手が冷たくなりますよね。
サウナが好きな方は水風呂で想像していただくと分かりやすいかもしれないです。基本的に物は、全て冷たいものに触れているところから冷えていきます。
そのため、冷凍庫内でも野菜は冷気に触れている部分から冷やされていきます。
この法則を利用して、野菜を冷凍する際は、できるだけ平らにすると、早く冷凍することが可能。
平にしてあげることで、野菜の冷気に触れる面積が大きくなり、効率よく冷凍することができるからです。
冷凍テクニック③|アルミバットの上に置く
とても暑くて、寝苦しい夏の暑い夜を想像してみてください。そんな夜には、扇風機やクーラーだけでなく、冷却シートを体の下に敷くことで、一気に体が冷えて気持ち良いですよね。
最近では、ベットシーツの素材が接触冷感のものも登場していますが、この原理と同様に、野菜にも冷たいシートを敷いてあげると、早く冷凍することができます。
そこでおすすめなのが、アルミバットを使用する方法。冷凍する野菜をジップロック等で、小分けにした後、アルミバットの上に乗せ、アルミバットごと冷凍庫に入れます。
野菜の冷凍保存のポイント④|冷凍のまま使用する
冷凍した食品が溶ける時には、どうしても水分が流れ出てしまいます。
そのため、野菜を冷凍保存した場合は、できるだけ冷凍のまま調理するようにしましょう。
冷凍のまま調理することは、野菜から水分が逃げることを防ぐ効果が期待できます。
水分を逃がさないことで、冷凍野菜の栄養価を保てるだけでなく、食感や味も維持することができますよ♪
カット野菜の冷凍を使った簡単レシピ

冷凍カット野菜を使用した簡単レシピとして、ここでは、「ほうれん草のおひたし」「きんぴらごぼう」「トマトペースト」を紹介します!
時短もおいしいも叶うレシピなので、ぜひ一度お試しください♪
ほうれん草のおひたし
- ほうれん草(下ゆで済み)…食べたい分だけ
- めんつゆ(ストレート)…小さじ1
- かつお節…お好みで
- 冷凍ほうれん草を食べたい分だけ、耐熱皿に出す
- めんつゆをほうれん草全体に回しかける
- ほうれん草が溶けるくらいまでレンジで温める(600w 20秒からはじめ、10秒ずつ追加)
- ほうれん草が溶けたら全体をよくかき混ぜ上からかつお節をかけて、完成!
きんぴらごぼう
- 冷凍ごぼう、冷凍にんじん…あわせて200g
- 唐辛子…1/2本
- 酒、しょうゆ…大さじ2
- さとう…大さじ1/2
- ごま油、白ごま、粉末だし…適量
- ごま油以外の調味料を混ぜあわせる
- ごま油をフライパンにひき、唐辛子を中火で軽く炒める
- 冷凍ごぼうと冷凍にんじんを凍ったままフライパンに入れ、混ぜあわせた調味料を上から入れる
- 水気が無くなるまで煮たら、完成!
トマトペースト
- 丸のまま冷凍したトマト…3個
- にんにく…ひと片
- 鷹の爪…2本
- オリーブオイル…大さじ5
- 塩…少々
- トマトを水につけ20秒ほど置いてから皮を剥く
- トマトを冷凍のまま、ざく切りにする
- オリーブオイル・にんにく・鷹の爪を鍋に入れ軽く火を通してから、トマトと塩を加える
- 強火で一度沸騰させてから、中火か弱火に切り替えて水気を飛ばしていく
- 全体的にとろみがついたら、完成!
冷凍野菜が一つあるだけで、簡単に手の込んだ料理を作ることができるので、様々な野菜を冷凍して、新しいレシピにチャレンジしてみてくださいね!
まとめ

- 冷凍保存に向いている野菜は、きのこ類やほうれん草、小松菜、キャベツ、レタス、ブロッコリーなど
- 冷凍保存に向いていない野菜は、トマトや玉ねぎ、にんじん、大根、ごぼうなどだが、工夫次第で冷凍可能
- 野菜を「葉野菜」「根菜」「水気の多い野菜」の3種類に分け、それぞれの野菜の特徴にあわせた冷凍方法を解説
- 「カット野菜を冷凍したら保存期間は何日以内!」という明確な決まりがあるわけではないのですが、夏場であれば1週間以内、冬場は3週間以内で食べ切ると良い
- 野菜の冷凍保存で大切なポイントは、「①冷凍保存に向いている野菜を使う」「②水分をしっかりふき取る」「③早く凍らせる」「④冷凍のまま使用する」
- 冷凍カット野菜を使用した、簡単レシピとして、「ほうれん草のおひたし」「きんぴらごぼう」「トマトペースト」を紹介
野菜の冷凍保存はハードルが高いと思われがちですが、全くそんなことはありません。
この記事では、冷凍保存に向いている野菜と向いていない野菜のリストや、野菜ごとの冷凍方法、保存期間、野菜の冷凍保存で大切なポイント、レシピなどを紹介しました。
野菜を冷凍保存することで、食品ロスが減るだけでなく、健康増進や時短、節約などを叶えることができます。
最初は、葉物野菜の冷凍保存からチャレンジしてみてくださいね!


