母乳をいつまで平均あげるのかやミルクと混合の場合は?栄養面も徹底解説


母乳はみんないつまであげているのかな?
いつまでが平均なんだろう?
母乳をいつまであげているかは人によって異なりますが、慣れない育児に不安を抱えている方は多いはずです。
母乳は平均いつまで続けるか、一般的には離乳食の完了期に当たる1歳〜1歳半が多いと言われています。
■ この記事で分かること ■
- 母乳は平均いつまであげているのか
- 混合育児の場合、母乳はいつまであげるのか
- 母乳からの栄養はいつまで続くのか
本記事では母乳はいつまで続けたらいいのか、卒乳のタイミングやきっかけを紹介し、適切な時期を選べるよう、ヒントとなる情報をお届けてします。
育児ライフの悩みを少しでも和らげ、赤ちゃんとの貴重な時間を少しでも多く、楽しんで過ごせるようにしましょう♪
目次
母乳をいつまで平均であげているのか


母乳って、平均的にはいつまであげるものなのかな?
母乳には個人差があり、明確な答えがないものです。そうとはいえ、他のお母さんたちは母乳をいつまで続けているのか、気になっている人も多いはず。
母乳は平均いつまで続けるか、一般的には離乳食の完了期に当たる1歳〜1歳半が多いと言われています。
一つの目安として、離乳食が1日3回しっかり食べられるようになれば、母乳をやめても栄養面での心配は少なくなります。
ここでは私の体験談も交えて卒乳のタイミングなどの目安も説明していきますね。
日本と海外の母乳育児の違い
日本では一般的に母乳は1歳〜1歳半まで続ける人が多いと言われています。これは、離乳食の完了期に当たるためです。
しかし、WHOによると、2歳かそれ以上母乳育児を続けることを推奨しています。
日本の平均よりもやや長いイメージですね。なぜなのでしょうか?
一つの理由として、WHOは世界での目安を挙げているため、先進国だけでなく、発展途上国も含まれています。
発展途上国では先進国に比べて栄養不足による乳児の死亡率が高いため、栄養を母乳で補うという側面が強いということが影響していると言えます。
卒乳のタイミング
授乳を終える・やめることを卒乳や断乳と言います。「卒乳」は自然と乳離れしていくこと。「断乳」は体調や職場復帰など計画的に授乳をやめることを指します。
ここでは卒乳のタイミングがいつまでか人それぞれとはいえ、下記のように目安がいくつかあります。
■ 卒乳のタイミングの目安 ■
- 離乳食を1日3回食べられる
- ストローやコップが使える
- 母乳の回数や量が自然に減ってきている
- 母子の心身の準備
- 離乳食完了期の1歳半以降
1歳半頃になると、子どもとの意思疎通がある程度可能になり、卒乳していくように。
そして歯が生え始め、離乳食の完了期もこの時期です。子どもの成長が次の段階へと変化していくこともあり、1歳半という時期が多いようです。
平均が1歳〜1歳半だからといって焦って卒乳しようとしなくても大丈夫です。

私は分娩後すぐにカンガルーケアといって母親に赤子を抱かせるスキンシップを体験しました。
母子間の授乳によるスキンシップの頻度を考えると卒乳をしたら子どもが不安定になるのでは?と思っていたのです。
ですが、母子のスキンシップの方法はミルクをあげることだけではありません。成長するにつれてスキンシップの方法も変化していきます。
■ 母乳以外のスキンシップ ■
- 幼児期になれば就寝時の本の読み聞かせや一緒に遊ぶ中でのスキンシップなどがある
- 独り歩きができるようになり遊びや生活環境に変化がみられるようになる
- 抱っこやマッサージなど、授乳以外の方法で親密さを維持できる
自然と赤ちゃんから子どもに移行できるため、卒乳しても赤ちゃんとのスキンシップを通じたコミュニケーションを取ることはできます。
そのため成長発育に合わせて、卒乳も進めていくことが望ましいので、授乳を続けなければならない!という考えは持たなくて良いでしょう。

私の場合、母乳は生後1年で停止しました。理由は2つあります。
- 第二子を望んでおり、母乳育児中はプロラクチンという排卵を抑制するホルモンが出るため妊娠しにくいと言われているから。
- 歯が生え始めるのが早かった為母乳をあげている時に胸を噛まれることが多かったから。
ただ粉ミルクについては食べムラが1歳を過ぎた頃から始まったため、我が子の栄養不足を案じて1歳6ヶ月時点でも卒乳はしないという選択をしたのです。

多くの情報の中から、最終的には自分の子どもの状態や環境に合った卒乳のタイミングを選ぶことが重要ですね!
母乳をいつまで混合育児の場合あげているのか

母乳とミルクの混合育児の場合も1歳半頃までが一般的ですが、個人差が大きく、いつまで続けるかは母親と赤ちゃんの状況に応じて適切な時期を選ぶことが重要です。
なぜなら赤ちゃんと母親それぞれの体調面やライフスタイルによって千差万別と言ってもいいほど異なるものだからです。
先ほど紹介した卒乳のタイミングも参考にしながら、子どもがミルクを欲しがらなくなったタイミングが混合育児におけるベストなタイミングと言えるでしょう。
先輩たちがどうやっていつまでに卒乳・断乳していったのか、きっかけも紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
混合育児のメリット
混合育児をしている方の中には母乳の出が少ないため、やむを得ず混合育児を選んでいるという少しネガティブな理由の方もいるかも知れません。
しかし、母乳と育児用ミルクのどちらにも下記のようなメリットがあります。
| 母乳のメリット | 育児用ミルクのメリット |
| ①免疫物質が含まれているため病気リスクの減少が期待できる ②母体の回復を助ける ③常に新鮮で理想的な温度で提供できる | ①体力の消耗が少ない ②体調が悪い時でも気にせず薬を服用できる ③母親でなくても授乳を任せられる |
混合育児はこれらのいいとこ取りができるため、赤ちゃんにとってもお母さんにとっても健康で幸せな授乳ライフになるはずです。
卒乳・断乳のきっかけ
授乳をいつまで続けても良いのか、他の人はどうやっていつまでに卒乳や断乳をしていったのか、きっかけの一例を紹介します。
■ 卒乳・断乳のきっかけ ■
- 離乳食を食べるようになった
- 自然とおっぱいを欲しがらなくなった
- 保育園に入園が決まった
- 仕事復帰が決まった
- ママの体調面の問題
- 次の妊娠を考え始めた など
自然と欲しがらなくなったパターンや入園や仕事復帰などのライフスタイルの変化によるものなど、きっかけは本当に人それぞれです。
悩んだ場合は一人で抱え込まず、検診の際などで助産師さんにアドバイスをもらうなどすると良いでしょう。
母乳はいつまで栄養効果が続くのか


母乳に含まれる栄養って、いつまで効果的に続くの?
母乳に含まれる栄養素はいつまで続くという期間が決まっているのではありません。
母乳に含まれる栄養素は赤ちゃんの成長によって変化していくため、ある期間を過ぎると栄養がなくなるわけではありません。
さらに母乳に含まれるタンパク質には免疫物質が含まれています。これは、母乳にしか含まれておらず、育児用の粉ミルクには含まれていないのです。

いつまで続くのか、ではなく成長に合わせて進化するのですね。恐るべし、母乳のパワー!
そこで、母乳と粉ミルクの栄養やそれぞれの特徴やメリットについて言及します。
その他母乳だけでは不足しがちな栄養素や積極的に摂るべき栄養素も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
母乳栄養と粉ミルクの特徴とメリット
授乳とは、母乳授乳とミルク授乳を指し含まれる栄養はそれぞれ下記のようになっています。
| 母乳 | 粉ミルク |
| 乳糖 脂質 オリゴ糖 タンパク質 カルシウム ビタミン、ミネラル | 乳糖 脂質 タンパク質 カルシウム ビタミン、ミネラル |
母乳と粉ミルク、どちらも赤ちゃんの成長に必要な栄養素をバランスよく含んでいます。
ここで、母乳と粉ミルクの特徴を見てみましょう。
| 母乳の特徴 | 粉ミルクの特徴 |
| 免疫物質が含まれる お母さんの食事が成分に影響する 消化しやすい | 免疫物質を含まない 母乳に不足しがちな鉄分・ビタミンD・ビタミンKなどを多く含む 腹持ちが良く、授乳間隔を長くできる |
免疫物質の有無が一番の大きな違いですが、粉ミルクは摂り入れたい栄養素が一定というメリットもあります。
母乳の場合は赤ちゃんがおっぱいを吸うことで、「産後の身体の回復を促すホルモン」が分泌されるなど栄養以外の良さもあります。

私はコロナ禍での妊娠、出産を経験しました。だからこそ我が子に少しでも免疫をつけたいと思い、母乳授乳を重要視していました。
母乳だけの授乳で不足しやすい栄養素とは
母乳には様々な栄養が含まれていると分かっていても、宝物の我が子のことを思うと栄養不足ではないか気になってしまったものです。
母乳育児の場合、鉄分不足(鉄欠乏)やビタミンD不足になる場合があるようです。
母乳育児の場合、生後6か月の時点で、ヘモグロビン濃度が低く、鉄欠乏を生じやすいとの報告がある。また、ビタミンD欠乏18の指摘もあることから、母乳育児を行っている場合は、適切な時期に離乳を開始し、鉄やビタミンDの供給源となる食品を積極的に摂取するなど、進行を踏まえてそれらの食品を意識的に取り入れることが重要である。
厚生労働省 授乳・離乳の支援ガイド
母乳には免疫アップや母体の回復を助ける効果が期待できる反面、生後6ヶ月を経過したら不足分を他の方法で補完することも必要そうですね。

ビタミンDは魚やキノコ、卵黄に多く含まれています。離乳食として補う場合はしらすやシャケなどがおすすめです。
また、母体に必要な栄養素が不足すると母乳の量が少なくなったり赤ちゃんの発育が遅れたりといった影響もあります。
母乳は血液で作られているため母乳授乳をしていると母乳の栄養面についても懸念が生じます。
母乳授乳の方に摂ってほしい栄養素4選
母乳授乳を考えている方にとって心配の一つは、母乳の量が出るのかということです。私は、妊娠中から不安でした。
というのもバストサイズから考えるとしっかりと十分な量が出るのか気になっていたのです。
ただ、授乳中はすごく疲労感を感じていてとにかく自分にも母乳にも栄養を取り込みたいと色々と双方に良い情報を検索していました。
授乳中に摂取する栄養はとても大事ですのでしっかりと摂り入れていきたいですよね。
母乳授乳の量を増やしたい方や疲れている方に摂ってほしいおすすめの栄養素は、「葉酸、カルシウム、鉄分、DHA」です。
■ 母乳授乳の方に摂ってほしい栄養素4選 ■
- 葉酸:乳児の細胞分裂の助けたり、母親の貧血予防にも効果が期待できる
- カルシウム:授乳によって奪われるので骨や歯が脆くなりやすいのを助ける/血液をサラサラにする
- 鉄分:乳児に優先して届けられるため母親の鉄分は不足しがち/貧血予防、情緒安定などの働きもある
- DHA:青魚に多く含まれる/学習能力や記憶力、アレルギーを予防するなどの効果が期待できる
また母乳の出をよくするおすすめの方法として胸をホットタオルで温めたり海外ではバナナリーフティーなどのハーブティーを飲んだりするなどの習慣もあるので試してみるのも良いでしょう。
お母さんの食べるものがそのまま母乳の栄養へと直結するため、料理の種類と量をバランスよく食べることを意識すると良いでしょう。
まとめ

- 母乳は平均いつまで続けるか、一般的には離乳食の完了期に当たる1歳〜1歳半が多いと言われている
- 母乳とミルクの混合育児の場合も平均1歳半頃までが一般的ですが、個人差が大きく、母親と赤ちゃんの状況に応じて適切な時期を選ぶことが重要
- 母乳に含まれる栄養素は赤ちゃんの成長によって変化していくため、ある期間を過ぎても栄養がなくならない
授乳をいつまで続けるのか、どう折り合いをつけるのか考えるとなると悩みは尽きない方も少なくないでしょう。
栄養面やいつまで続けたらいいのか、卒乳のタイミング、親としてしてあげたいことや家庭の事情で止めなければいけないことなどあります。
卒乳の時期については平均的な情報と照らし合わせながら、卒乳のタイミングの決断をすると赤ちゃんと自分にとって適切な時期を選べ、納得感を得られると思います。
本記事をお読みいただいている授乳育児に悩む方あなたに何か少しでもヒントになれば嬉しいです。


